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シナモンの効果・効能!副作用は?接種目安量を守って健康になろう

健康に良い効果があるとされるシナモンティー

 

シナモンは、スパイシーながらも甘い香りを持つスパイスとして、料理やお菓子の風味付けに広く使われています。味に奥行きを生み出すシナモンは、その美味しさだけでなく、健康に対する様々な効果・効能があることも、近年の研究によって明らかにされてきました。

 

本記事では、シナモンに期待される効果・効能と適切な1日の摂取目安量をご紹介します。さらに、副作用についても詳しく説明するので、シナモンの効能を得る上で参考にしてください。

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世界最古のスパイス「シナモン」

「世界最古のスパイス」とも言われているシナモンは、クスノキ科の常緑樹の樹皮から摘出されるスパイスです。シナモンには、大きく分けて「カシア」と「セイロン」という2つの種類があります。カシアは、強烈な風味を持ち、スーパーでも一般的に見かけられる一方、セイロンは、風味がまろやかで高級品として称されているシナモンです。

 

甘くスパイシーな香りを持ち、チャイティー、アップルパイ、シナモンロール、カレーなど、飲み物・食べ物を問わず、さまざまな料理で使われています。また、強い香りを持つシナモンは、エッセンシャルオイルなどにも使われ、アロマテラピーとして多くの人の心と体を癒すのに利用されています。

シナモンの効果

料理のスパイスとしてよく知られているシナモンですが、古代エジプトではミイラの防腐処理剤や香水、媚薬として使われるなど、古くからシナモンが持つ効能はさまざまな方法で活用されていました。現代においても、シナモンが持つ美容と健康に嬉しい効果は、多くの関心を集めるトピックです。ここでは、シナモンに期待される代表的な効果を6つご紹介します。

血行を促進させる

シナモンに含まれる成分には、血管の弾力性を向上させ、血管の拡張を促進する効果があります。そのため、シナモンを摂取すると血液の循環が改善され、体内の隅々にまで酸素や栄養素が供給されるようになり、肌や髪、骨の状態が良くなります。

 

他にも体が温まりやすくなり、基礎代謝や免疫力まで上がるので、良いことだらけです。冷え性や、月経痛、冷えからくる「こり」で悩んでいる方は、血行を促進させる効果を持つシナモンを日々の食事に取り入れてみましょう。

発汗・解熱作用がある

シナモンには、発汗・解熱作用があるとされ、風邪の引き始めによく服用される葛根湯や桂枝湯などの漢方薬にも使われています。シナモンに含まれる成分が体内の代謝を刺激し、体温を上昇させることで発汗を促します。これにより、体の余分な熱が外部に放出されるので、熱が下がります。

毛細血管を修復する

シナモンが持つ驚くべき効果の一つが、毛細血管を修復する働きです。シナモンに含まれる「シンナムアルデヒド」という成分は、老化して隙間ができた毛細血管をお互いに密着させる力を持っています。これにより、毛細血管が修復され、血管の強度や柔軟性までも向上させます。

 

血管は、体内で酸素や栄養素、老廃物を運ぶ大切な臓器です。重要な臓器であるからこそ、毛細血管が修復・強化されることで、健康はもちろん見た目の若さにも良い影響を与えます。

胃腸の働きを良くする

シナモンが持つ「桂皮アルデヒド」という成分は、胃液の分泌を高め消化を促進させる効果があります。そのため、胃腸の不快感や消化不良の症状がある時は、胃腸の働きを良くするシナモンが配合されている胃腸薬がおすすめです。また、シナモンには抗炎症作用もあるため、胃腸の炎症や不快な痛みを軽減するのに役立つとも考えられています。普段の食事にシナモンを取り入れ、胃腸の健康をサポートしましょう。

抗酸化作用がある

シナモンには、強力な抗酸化作用を持つ成分が含まれているため、体内の細胞を酸化から保護する効果があります。細胞の酸化は老化の進行と直結されるので、酸化を抑えてくれるシナモンは、老化を防ぐ食べ物として美容効果も発揮するスーパーフードだと言えるでしょう。

血糖値を下げる

シナモンに含まれる特定の成分は、体内のインスリン感受性を向上させ、血糖値の上昇を抑える働きがあります。多くの研究から、毎日の食事にシナモンを取り入れることで、血糖値のコントロールが改善され、糖尿病への効果も確認されています。ただし、シナモンの過剰摂取は、低血糖を引き起こす可能性があるので、医師と相談しながら適切な摂取量と摂取方法を検討することが重要です。

 

シナモンアレルギーを持つ男性

シナモンの副作用

シナモンは、料理の味を深めるスパイスとしてだけでなく、健康や美容に嬉しい効果を持つ食べ物としても注目を浴びています。しかし、あらゆる自然食品やサプリメントと同様に、シナモンにも注意するべき副作用が存在します。ここでは、シナモンの副作用と摂取時の注意点について詳しくご紹介します。シナモンの効能を最大限に引き出せるよう、副作用についてもしっかりと理解しておきましょう。

肝機能障害を引き起こす

シナモンの過剰摂取は、肝機能障害を引き起こす可能性があることが知られています。「カシア」と「セイロン」という2種類あるシナモンのうち、特にカシアシナモンには「クマリン」という成分が多く含まれています。この「クマリン」を大量に摂取すると肝臓の毒性や損傷のリスクが高まり、肝臓に害を与え、肝機能障害に繋がります。

 

特に、クマリンの量が過度に高いシナモン製品やサプリメントを摂取する場合には、注意が必要です。シナモンの適切な摂取量を守るのも重要ですが、個人差もあるため、健康問題を抱えている方は、医師からのアドバイスを受けるようにしましょう。

アレルギー反応を引き起こす

シナモンでアレルギー反応が引き起こされるのは、比較的まれな現象です。しかし、シナモンに含まれる「シンナムアルデヒド」という成分は、大量に摂取すると口内炎などのアレルギー反応を引き起こす可能性を持っています。

 

その他にも、唇や口周りのかゆみ、発疹、蕁麻疹、呼吸困難などの症状も報告されています。シナモンアレルギーを疑う場合、症状が発生したら医師に相談し、病院でアレルギーテストを受けるようにしましょう。

低血糖を引き起こす

シナモンが持つ血糖値を下げる効果は、糖尿病患者にとっては有益である一方、過度に摂取すると正常な血糖値を下回り、低血糖症状を引き起こす可能性があるので注意しなければなりません。低血糖の症状が悪化すると手足の震えや意識障害なども現れます。そのため、個人の健康状態に合わせてシナモンの摂取量を決めることがとても重要です。

シナモンの一日の摂取目安量

大人の場合、シナモンの一日の摂取目安量は小さじ一杯弱だと言われています。しかし、この量は、決まった値ではありません。シナモンの接種目安量を決める時は、シナモンに含まれる「クマリン」という成分に注目する必要があります。先ほど紹介したように、クマリンの過剰摂取は、肝機能障害を引き起こす可能性があります。

 

副作用を受けずに摂取できる一日の量は、体重1㎏あたりクマリン0.1㎎と設定されているため、体重によって、シナモンの一日の摂取目安量に違いが出てきます。また、血糖値によってシナモンが与える影響が、良い場合もあれば悪い場合もあると紹介しました。このようにシナモンの一日の摂取目安量には個人差があり、年齢や体重、健康状態などによって適切な量が異なります。

適量を守って、シナモンの効果を最大限に引き出そう

今回は、シナモンが持つ効果と副作用をまとめてご紹介しました。シナモンには、健康や美容に嬉しいさまざまな効能がある反面、沢山摂取してしまうと肝機能障害やアレルギー反応を引き起こすなど、副作用があることも報告されています。

 

シナモンの副作用を受けずに効能だけを発揮させるためには、適切な摂取量を守ることが重要です。シナモンの一日の摂取目安量は、様々な要因により個人差があるため、必要であれば医師のアドバイスを受けながら適切な摂取量を決めることをおすすめします。

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