マハール マハール

スパイスとハーブの違いを特徴から解説!区別するポイントも紹介

数種類のスパイスとハーブ

 

独特の風味や香りで料理の魅力を上げてくれるスパイス。そのスパイスと同じように、香り豊かで料理のアクセントとして使われる調味料にハーブがあります。スパイスとハーブは「スパイス&ハーブ」と一括りにされることもあり、違いが分からないという人は多いでしょう。本記事ではスパイスとハーブの違いについて、それぞれの特性から解説します。

この記事を読むための時間:3分

スパイスとは?

スパイスとは、芳香性や刺激性のある植物の種子、果実、花蕾、葉、樹皮、根茎などを主に乾燥させた食品です。日本では香辛料として訳され、料理や飲み物に芳香や風味を付けるために使われます。

代表的なスパイス

様々なスパイスの中でも代表的なものをご紹介します。

こしょう

強い辛味と爽やかな香りが特徴のこしょう。肉や魚、野菜など様々な食材と合わせやすいため、世界中で古くから使われており「スパイスの王様」とも呼ばれます。

ナツメグ

ナツメグはシナモン、コショウ、クローブと並んで、世界4大スパイスに数えられるスパイスです。ほんのりした甘みとほろ苦さが特徴で、肉料理では肉の臭み消しに欠かせません。野菜の旨味を引き出す際や、甘みを活かしたお菓子作りにも役立ちます。

シナモン

刺激的で甘いエキゾチックな香りが特徴のシナモン。日本ではニッキと呼ばれています。お菓子やドリンク、肉料理など様々な料理で活躍するシナモンは「桂皮」という漢方薬としても使われます。

クローブ

バニラに似た香りと刺激的な香味を持つクローブは、非常に香りが強く肉の臭み消しに役立ちます。また、甘い香りがフルーツや菓子にもよく合い、コンポートや焼リンゴを作る際にクローブを足すと、甘く濃厚な香りを楽しめます。

唐辛子

唐辛子は食べると口の中が燃えるようにカッと熱くなる辛味が特徴のスパイス。様々な料理と合わせやすく世界中で使われています。唐辛子の種類は非常に多く、3000種以上あるとも言われています。種類によって辛さも大きく異なるため、使う際は好みに合った辛さの唐辛子を選びましょう。

ハーブとは?

ハーブはラテン語で薬草を意味する「ヘルバ(herba)」が語源であり、古くから薬や、防虫剤などの薬剤品としても使われてきました。そのため、ハーブの中には香りのよくないものや、食べるのに適さないものもあります。

代表的なハーブ

ハーブは非常に種類の多い植物です。その中からポピュラーなものをご紹介します。

ミント

スーッと鼻に抜ける涼やかな香りが特徴のハーブです。清涼菓子やハーブティー、カクテルなどの香りづけに広く使われています。また、肉料理との相性も良く、脂っこい肉をさっぱりとさせてくれます。

バジル

バジルは胃腸機能の促進効果があるハーブです。爽やかな香りを持ち、料理に使われることも多いです。特にイタリア料理には欠かせません。また、フランスではハーブの王とも呼ばれています。

セージ

爽やかで強い芳香と、ほろ苦い味が特徴のセージは、古くからヨーロッパを中心に使われてきました。脂っこい料理をすっきりさせたり、乳製品を用いた料理では風味を豊かにしたりと、様々な料理と相性が良いハーブです。

タイム

タイムは殺菌防虫効果が高いハーブで、古くから虫除けとしても使われてきました。爽やかな香りとほろ苦い味で、肉や魚の煮込み料理や香草焼きなどに使われます。特に魚との相性が良いことから「魚のハーブ」と呼ばれることもあります。

ローズマリー

スッキリとした強い香りが特徴のローズマリーは、羊肉や青魚など、臭いのクセが強い素材の臭み消しとして使われます。一方、鶏肉やじゃがいもなど淡白な素材と合わせると、風味付けになります。

スパイスとハーブの違いとは?

スパイスとハーブの違いについて、ヨーロッパでは自家栽培できるものをハーブ、熱帯地域などが原産でヨーロッパでは育たない植物が原料のものはスパイスと呼ぶ慣わしがありますが、日本では厳密な定義はありません。

 

茎・葉・花を利用するのがハーブ、樹皮・種子・実・根などを使うものがスパイスとする説もありますが、植物学的な分類も難しいです。なぜなら、同じ植物でも国や使う部分によって扱いが異なる場合があるからです。

スパイスとハーブの区別は国や用途によって異なる

スパイスとハーブはどちらも食べ物や飲み物に香りや風味付けで役立つ植物です。そのため、はっきりと区別するのは難しく、国や用途によって異なります。しかし、似ていても細やかな性質は異なるので、それぞれの特性をしっかり把握して料理に最適なスパイス・ハーブを選びましょう。

関連情報

本格手作りカレー専門店 | マハール

マハール マハール

【マハール】では、長年守り続けた製法で作り上げた本格的手作りカレーを販売しております。厳選した食材を長時間にわたって煮込んでおり、香りが高く、まろやかな中に辛さを潜ませた、チルドの本物の旨味を楽しめるこだわりの逸品。高級レストランの味をご自宅で体験できるので、ちょっと贅沢をしたいとき、おもてなしをしたいときにおすすめ。

屋号 マハール
住所 〒630-0142 
奈良県生駒市北田原町687
営業時間 09:00 ~ 17:00
定休日 日・祝
代表者名 田中 真一
E-mail info@maha-rucurry.com

コメントは受け付けていません。

特集

営業時間 / 09:00 ~ 17:00
定休日 / 日・祝