辛いものを妊娠中に食べるリスクは?起こりうる影響や注意点を解説
妊娠中は、ホルモンバランスの乱れや食事の好みが変わるため、味の濃いものや辛いものを食べたいと思うこともあるでしょう。しかし、辛い食べ物は刺激が強いため、妊娠中に食べても良いのか、胎児への影響はないのかと心配になります。そこでこの記事では、妊娠中に辛いものを食べるリスクや、起こりうる影響と注意点について解説します。
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目次
妊娠中に辛いものを食べても大丈夫?
妊娠中に辛いものを食べて、胎児に直接影響があるということはありません。そのため、適度に辛いものを食べるのは問題ないです。しかし、胎児への直接的な影響はなくとも、辛いものによる刺激は母体に負担がかかることもあるので、適度な辛さと量を守るようにしましょう。
妊娠中に辛いものを食べて起こりうる影響
妊娠中に辛いものを食べて起こりうる影響は、以下の4つです。
- 腹痛
- 脱水症状
- 胃痛
- 体重増加
それぞれについて詳しく解説します。
腹痛
辛いものを食べると、唐辛子に含まれる「カプサイシン」の影響で腹痛や下痢になることがあります。妊娠中はホルモンバランスの乱れによって下痢になりやすく、辛い食べ物でこの症状を悪化させてしまうこともあるので注意が必要です。腹痛や下痢が胎児に直接影響するということはありませんが、妊婦さんの体調不良は危険です。
また、頻繁に下痢になると子宮収縮を引き起こす場合や、辛いものによる腹痛なのか子宮による痛みなのかがわからなくなることもあります。そのため、妊婦さんは辛いものでの腹痛には十分注意しましょう。
脱水症状
辛いものを食べると、汗をかくため脱水の危険が高まります。特に妊娠中は、基礎体温が高いこともあり、通常時よりも汗をかきやすいことや、お腹が大きいと少しの移動でも暑く感じて発汗するため注意が必要です。また、辛い食べ物によって下痢の症状があるときも脱水症状を起こしやすいです。そのため、辛いものを食べるときや食べた後にはしっかりと水分補給しましょう。
胃痛
辛いものの刺激は、胃の粘膜を傷つけ、胃痛を引き起こします。妊娠中はホルモンバランスによって胃腸の動きが弱まり、胃痛を起こしやすい状態です。そのため、普段から胃腸が弱いという人は気をつける必要があります。
体重増加
辛い食べ物は、食欲増進効果があるため、少し食べるともっと食べたいという感覚になり、体重増加に繋がります。妊娠中は体重が変わりやすく、胎児の成長とともに増加しているなら問題ありませんが、生活習慣によって過度な体重増加がある場合は、母体にも胎児にも良くありません。そのため、急激な体重変化には注意しましょう。
食べる時の注意点
食べるときの注意点は、以下の3つです。
- 辛すぎるもの
- 食べ過ぎ
- 香辛料
それぞれについて詳しく解説します。
辛すぎるもの
妊娠中に辛いものを食べるときは、適度な辛さを意識しましょう。辛すぎるものは刺激が強く、腹痛や胃痛を引き起こす可能性が高くなります。そのため、妊婦さんは体調を第一に考え、辛いものを食べる時には適度な辛さにとどめることが大切です。
食べ過ぎ
妊娠中は、辛いものの食べ過ぎに注意しましょう。妊婦さんは少しのことでも体調の変化が起きやすく、辛いものをたくさん食べることで具合が悪くなることもあります。また、たくさん食べると過度な体重増加にもなるので、食べる量はほどほどにすることが大切です。
香辛料
辛い食べ物ではないですが、料理に含まれる香辛料には気をつけましょう。シナモンやナツメグ、ターメリックなどの日常的に使うスパイスの中には、子宮収縮を促す作用や胎児へ影響があるものもあります。そのため、スパイスをたくさん使ったカレーなどには注意が必要です。
妊娠中はバランスの良い食事を心がけましょう
妊娠中は辛い食べ物を食べても大丈夫ですが、適度な量と辛さを守ることが大切です。また、辛い食べ物や味の濃い食べ物が欲しくなる時期ですが、胎児や母体の健康のためにもバランスの良い食事を心がけましょう。
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